1987年の天候と作柄
カベルネ・ソーヴィニヨ76%
メルロー20%
カベルネ・フラン4%
1987年はブドウの成長期には概ね好天に恵まれ、夏には適度の雨が降り、8月には最高気温に達しました。収穫では、ブドウは全て手摘みし、房が潰れないよう容量が15kgの小型コンテナーに入れました。収穫は、9月中旬から始まり、月末まで続きました。
醸造と熟成
オルネッライアの醸造施設で造った最初のヴィンテージです。 収穫したブドウは除梗した後、柔らかく破砕して発酵させました。発酵は、一部は木の発酵槽で、残りはステンレス・タンクを使います。発酵と、その後のスキン・コンタクトは約20日間に及びました。アルコール発酵が完了した直後から、フレンチ・オークのバリック樽に入れてマロラクティック発酵させます。その後、13ヵ月間、フレンチ・オークのバリック樽で熟成させました。樽は、アリエール産とヌヴェール産が中心で、新樽と1年使用した樽を使っています。ボトルに詰め、更に14ヵ月間の瓶内熟成を経て、市場にリリースしました。
RATINGS
Wine Spectator 88