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オルネッライア2017 ソラーレ(眩い)

第12回となるヴェンデミア・ダルティスタの作品を担当したのはトマス・サラセーノです。人間の行動が天体に与える影響を考えることで、オルネッライア2017のモチーフである「ソラーレ(眩い)」を表現しました。サラセーノは、オルネッライアの構内にインスタレーションを制作し、同じモチーフで111本の大型ボトルを特別にデザインしました。また、オルネッライアの750mlボトルが6本入った各ケースにつき1本、サラセーノがデザインした特製ラベルが付いています。

トマス・サラセーノ

1973年、アルゼンチンで生まれ。未来像をテーマに作品を発表し、現代美術界に衝撃を与えました。芸術、生命科学、社会科学を結び付け、三つの世界の合流点に、サラセーノの個性といえる「空に浮かぶ彫刻」「自然との共生プロジェクト」「対話型のインスタレーション」が生まれました。生態系が混乱している現代、環境保全を目的として自然の中で生活し、自然を感じる方法を提案し、探求しています。

特別ラベル

これまでのヴェンデミア・ダルティスタ同様、サラセーノは、100本のダブルマグナム(3リットル)、10本のアンペリアル(6リットル)、世界に1本しかないサルマナザール(9リットル)の大型ボトル用の作品を制作しました。 また、750mlの通常ボトルの特別ラベルもデザインし、オルネッライア2017の1ケースに1本、特別ラベルのボトルが入っています。太陽が、人間だけでなく人間以外の生命や物体とバランスよく共存する環境がサラセーノの中心にあるテーマで、人間と芸術作品が対話をすることで、クモの巣のように複雑に絡み合った関係が生まれ、ミクロとマクロの両方の世界へ広がり、ついには太陽へ至るのです。サラセーノの作品は温度を感知する素材をラベルに使い、ボトルを手で持つと体温に反応して色が変わります。手で触れることを通して、サラセーノは、詩的に、そして、宇宙規模で生きる方法を模索してほしいと考えています。多分野にまたがる芸術作品を制作することで、個人の想像力を越えた新しい世界が開けるのです。「PNEUMA 4.21×105」という作品では、分子構造風のガラスの彫刻を配しています。雲の形のガラスの球体でできており、従来の国家のように境界線や領土が一定ではなく、刻一刻と大きさや形を変える空中浮遊都市のおもむきがあります。サラセーノは、ガラスの彫刻は、石油や石炭のような化石燃料ではなく、太陽熱エネルギーで浮くと考えています。人類が住む太陽系にとって、最も重要なエネルギー源である太陽を常に忘れないようにとの想いがこもっています。この作品は、太陽が、人間だけでなく人間以外の生命や物体とバランスよく共存する環境からインスピレーションを得ました。地球の最も重要なエネルギー源である太陽を考え、新たな視点で注目するよう提案しているのです。