2009年の天候と作柄

プティ・ヴェルド 65%

メルロー 21%

カベルネ・ソーヴィニヨン 12%

カベルネ・ソーヴィニヨン 2%

2009年は、冬から初春にかけて寒さが厳しく雨も降りましたが、つぼみが出たのは例年と同時期でした。5月は乾燥した日が続き、6月は一転して雨となりますが、ブドウの成長や開花には影響しませんでした。夏は雨がほとんど降らず、35℃を越える猛暑日が続き、日中と夜間の寒暖差はあまり見られませんでした。この天候により、ブドウの成熟が早くなり、特に、メルローのような早熟系のブドウの成熟が進みました。収穫開始は8月の終盤で、例年より少し早く始まりました。9月中旬に降った雨で気温が下がったため、晩熟型のブドウが健全に育ち、熟成が進んで、10月の第1週に収穫しました。

醸造と熟成

ブドウの房はすべて手摘みし、房が潰れないよう容量が15kgの小型コンテナーに入れて醸造所へ運びました。除梗の前と後の2回、選果台の左右に配置された職人が健全なブドウを厳しく選別した後、柔らかく破砕します。ブドウは、品種ごと、区画ごとに分けて醸造します。発酵にはステンレス・タンクを使い、26℃から30℃に保ち1週間かけます。その後、10日から15日間、果皮とマセレーションさせました。ステンレス・タンクでマロラクティック発酵をさせた後、澱引きして、バリックの小樽(新樽が25%、1年使用の旧樽が75%)に入れ、温度管理したセラーで15ヵ月間熟成します。樽に入れて12ヵ月経過した時点でワインをブレンドしてから同じ樽に戻し、3ヵ月、樽熟を続けました。瓶詰め後、さらにボトルで6ヵ月間熟成させてから、リリースします。

醸造家の試飲コメント

「2009年は暖かく晴天に恵まれ、プティ・ヴェルドのような晩熟型の品種に絶好の気候条件となりました。プティ・ヴェルドは、時間をかけて熟すブドウで、デリケートな品種なので、雨が降らず熟す期間が長くなると質の高いブドウができます。これにより、ギシギシと嚙みつくようなタンニンがまろやかになります。2009年は絶好の条件がすべて揃った気候で、プティ・ヴェルドにとって最良のヴィンテージであること分かり、ヴァリアツィオーニ・イン・ロッソ2009のメインの品種に選びました。この年のワインは、すべてのブドウが、プティ・ヴェルドに代表されるクラシックな特徴を備えています。色調は深く濃く、香りは非常に鮮烈で、ダークベリーの果実感の背後に、花やスパイスのニュアンスも感じます。口に含むと、力強い特徴がよく表れており、凝縮度の高い果実味が見事に出ています。タンニンは濃厚で筋肉にあふれていますが、丸みがありバランスが取れているので、ワイン全体に細かく織り込んだビロードの質感が表れています」

醸造責任者 アクセル・ハインツ

2009年の天候と作柄

プティ・ヴェルド 65%

メルロー 21%

カベルネ・ソーヴィニヨン 12%

カベルネ・ソーヴィニヨン 2%

2009年は、冬から初春にかけて寒さが厳しく雨も降りましたが、つぼみが出たのは例年と同時期でした。5月は乾燥した日が続き、6月は一転して雨となりますが、ブドウの成長や開花には影響しませんでした。夏は雨がほとんど降らず、35℃を越える猛暑日が続き、日中と夜間の寒暖差はあまり見られませんでした。この天候により、ブドウの成熟が早くなり、特に、メルローのような早熟系のブドウの成熟が進みました。収穫開始は8月の終盤で、例年より少し早く始まりました。9月中旬に降った雨で気温が下がったため、晩熟型のブドウが健全に育ち、熟成が進んで、10月の第1週に収穫しました。

醸造と熟成

ブドウの房はすべて手摘みし、房が潰れないよう容量が15kgの小型コンテナーに入れて醸造所へ運びました。除梗の前と後の2回、選果台の左右に配置された職人が健全なブドウを厳しく選別した後、柔らかく破砕します。ブドウは、品種ごと、区画ごとに分けて醸造します。発酵にはステンレス・タンクを使い、26℃から30℃に保ち1週間かけます。その後、10日から15日間、果皮とマセレーションさせました。ステンレス・タンクでマロラクティック発酵をさせた後、澱引きして、バリックの小樽(新樽が25%、1年使用の旧樽が75%)に入れ、温度管理したセラーで15ヵ月間熟成します。樽に入れて12ヵ月経過した時点でワインをブレンドしてから同じ樽に戻し、3ヵ月、樽熟を続けました。瓶詰め後、さらにボトルで6ヵ月間熟成させてから、リリースします。

醸造家の試飲コメント

「2009年は暖かく晴天に恵まれ、プティ・ヴェルドのような晩熟型の品種に絶好の気候条件となりました。プティ・ヴェルドは、時間をかけて熟すブドウで、デリケートな品種なので、雨が降らず熟す期間が長くなると質の高いブドウができます。これにより、ギシギシと嚙みつくようなタンニンがまろやかになります。2009年は絶好の条件がすべて揃った気候で、プティ・ヴェルドにとって最良のヴィンテージであること分かり、ヴァリアツィオーニ・イン・ロッソ2009のメインの品種に選びました。この年のワインは、すべてのブドウが、プティ・ヴェルドに代表されるクラシックな特徴を備えています。色調は深く濃く、香りは非常に鮮烈で、ダークベリーの果実感の背後に、花やスパイスのニュアンスも感じます。口に含むと、力強い特徴がよく表れており、凝縮度の高い果実味が見事に出ています。タンニンは濃厚で筋肉にあふれていますが、丸みがありバランスが取れているので、ワイン全体に細かく織り込んだビロードの質感が表れています」

醸造責任者 アクセル・ハインツ